風雲かぼちゃの馬車とは

 

2005年12月、土井宏晃・重信臣聡・永尾陽奈が、世界に通用する作品を作りたいと、「風雲かぼちゃの馬車」を設立。「歌って踊って人を斬る」をコンセプトに、東京・神奈川を中心に活動をしています。

 

2012年8月に、初のオリジナルミュージカル「紅い海、剣と十字架~天草四郎物語~」を上演。これを機にミュージカル劇団としての歩みを進み始めます。

 

2013年11月には相鉄本多劇場にて劇団初のロングラン公演ミュージカル『Hooker』を上演、観客動員数1,000人を達成しました。

 

2014年8月、世界最大級のマルチアーツフェスティバル「The New York International Fringe Festival(以下、fringe NYC)」へ、NY演劇界75名の審査を通過し参加が決定。エンターテイメントの中心地・NYにおいて、2013年3月と4月に連続上演した『一遍』を、NY版へとアレンジし、タイトルを変更し上演しました。タイトルは「DANCING MONK IPPEN」。劇場はSHEEN CENTER THE LORETTO、客席数250席の劇場です。同劇場にて上演される作品はオフ・ブロードウェイと呼ばれます。字幕なしの日本語での公演でしたが、言葉の通じないアメリカ人のお客様からも好評の声を集めました。また、ニューヨークタイムズへの紙面掲載、ロイターによる動画配信、アメリカのフジテレビなど、メディア各種にも取り上げられ話題を呼びました。

 

現在、ブロードウェイ進出を目標に活動を展開しています!

 

土井演出×重信作品

重信脚本の最大の特徴は、登場人物すべてのドラマ(人生)が、明確であるところにあります。登場人物一人ひとりの信念、意志が貫かれる様子、そして苦悩や葛藤といった人間の真実が包み隠さず描かれます。また、重信は弱者に視点を置き、そのものたちの戦う姿に焦点を当てています。特別な人間をピックアップしても、あくまで一人の人間として描かれている。そういった人間臭い真実が描かれた重信脚本が、観客の共感を得ています。

土井演出の最大の特徴は、観客を飽きさせないエンターテイメント性にあります。多人数のアンサンブルを得意とし、躍動感溢れるムーブメントと、めまぐるしいシーンの連続を鮮やかに紡ぎ出すことにより、観客を飽きさせることなく1つのストーリーを描いています。また、土井は人間をシンプルにすることを心がけています。人間をシンプル(素直)にする、つまり原型に戻していくことで、様々なことから影響を受けて、素直に笑ったり泣いたり、怒ったり、恥ずかしがったりすることができるようになる。そういった人間の本質を描くことで、観客の共感を得ています。

風雲かぼちゃの馬車の取り組み

お客様に体験を提供するエンターティメント集団として、風雲かぼちゃの馬車は、劇場空間の創造に取り組んでいます。

 

具体的には、受付からエンターテイメントは始まっていると考え、受付周辺に美術装飾を加えて視覚的に世界観を創造します。劇場と受付を区切る扉は作品の世界へとお客様をいざなう入口となり、場内では作品の時代設定の日常が役者たちによって描かれています。この試みには、開場後から開演までの30分間、お客様を飽きさせないための工夫であると同時にお客様を作品の世界観へ、ゆっくりと時間をかけて招待するという目的があります。

 

2015 ©Fuuun-Kabocha-no-Basha. All rights reserved.